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  高校~成人後の生活        
  
Transition Time and Adulthood       

 

子どもが思春期に入ると、自然とあちらこちらで聞かれるようになるでだろう「Transition Period」という言葉。日本語で言ったら「子どもから成人になる移行期間」の意味です。勿論、幼児期から小学生、小学生から中学生・・・という移行期間だって、決してないがしろにはできません。「早期発見・早期治療」といった面から見たら、幼児期が一番に大切な時期と言えますが、高校から20歳前後までの「Transition期間」はまた違った意味合いでも重要視されています

 

理由のひとつは、金銭的なこと。BC州では19歳以上の人は、障害があるないにかかわらず、全て「成人」としての扱いになるのですが、

 

・Canada Child Tax Benefit 

・Universal Child Care Benefit 

・Family Bonus Program

・Healthy Kids

・Autism Funding Program

・Canadian Tire Jump Start(民間団体)

・KidSports(民間団体

 

などなど。。。18歳以下を対象とした「政府&民間団体の助成」が貰えなくなってしまうのです。成人対象の制度も勿論ありますが、その助成内容は、残念ながら微々たるモノ。経済的に余裕のある家庭なら、何も影響は受けないかもしれませんが、そうでなければ、当然のことながら、それまでの療育環境の見直しを迫られるのは避けられないでしょう。

 

また、もうひとつ避けられないのは、「親の老い」です。これは、子どもを持つ親御さんだったら誰でもいずれは経験していく問題ですが、子どもが障害を持っていたら、その問題度は増していきます。若い頃にしていた世話ががいつまでもできるわけでもないし、いつまでも子どもを守れるわけでもありません。普通でいけば、親の方が子どもよりも先に寿命が来てしまうのですから。。。 だからこそ、「子どもが成人後にどのような生活を送って行くのか・・・」きちんとした将来設計が大切です。

 

 

考えなければいけないチェックポイントは6点

✔ どのような準備を高校卒業前からできるか?

✔ どのような「経済的サポート」があるのか?

✔ どのように「昼間の時間」を過ごして行くか?

✔ どのような方法で仕事を見つけるか?

✔ どのような「居住タイプ」で暮らしていくか

✔ どうしたら親の死後も子どもを守れるか? 

  


【チェック1】   どのような準備を高校卒業前からできるか?

 

もっと詳しく▶「Transition Period での注意点

 

14~16歳頃

 

【計画開始】 高校卒業後の生活について、大まかな計画を立て始める

 学校の IEP(Individual Education Plan) で卒業後の進路を見据えた選択をしていく

【情報収集】 経験してきている先輩の親御さんから

【コネ作り】 コミュニティーでのネットワーク作り

【書類準備】 子どもの Social Insurance Number 取得

 子どもの Birth Certificate と Canadian Citizenship Certificate用意

 

 

17歳頃

 

【情報収集】 MCFD (Ministry of Children and Family Development) 管轄の 

                      CYSN (Children and Youth with Special Needs)に連絡し、成人対象の助成申請に

                      必要かもしれないアセスメントについて確認

 大学や専門学校など。。。進学への可能性を模索

 「Day Program / Employment Support / Volunteer Program」を提供する

                      専門エージェンシーを見学

► CLBC (Community Living BC) と、卒業後の進路や各種サービスについて相談

       ※注意CLBCが提供しているさまざまなサービスは、非常に人気があり、

   待機時間が長いので、19歳になると同時に開始するためには、早めの準備が必須!

【申請手続】 「BCID Card」

 17歳半になったら、「PWD (Persons with a Disability) Benefit

「PWD Benefit」を受取る銀行口座を開設 (Joint Account にしておくと便利)

 

 

18歳頃

 

【情報収集】 地域のVolunteer / Recreation」をチェック、将来の社会活動を広げるため準備

【受給確認】► 18歳になる1カ月前に、Ministry of Housing & Social Development とミーティング

                       し、「PWD Benefit」の受給資格があるかを確認

► 18歳までの助成制度「At Home Program Medical Coverage」が終了し、代わりに対

     象者であれば「PWD Benefit Medical Coverage」の助成が開始

                    ※「At Home Program Respite Service」は19歳で終了、代わりに対象者であれば

                    「CSIL (Choice in Supports for Independent Living) Program for Respite and

                      Home Support」の 助成が開始。 

【申請手続】► 公共交通機関を利用するなら、障害者対象の「Bus Pass Program」に申込み

「Representation Agreement」を作成するか考慮

 

【チェック2】  どのような「経済的サポート」があるのか?

 

もっと詳しく▶「成人 経済的サポート完全マニュアル

 

【助成】

■PWD (Persons with Disabilities) Benefit  

■PPMB (Persons with Persistent and Multiple Barriers to employment)

■Supplements related to Employment Plans

■Confirmed Job Supplement

■その他の助成制度 

 

【手続き・書類】

■Joint Account 口座開設方法

■Disability Tax Credit (DTC)

 

【貯蓄】

■ Registered Disability Savings Plan

■ Endowment 150 Fund

 

 ※障害者助成関連擁護エージェンシー


【チェック3】 どのように「昼間の時間」を過ごして行くか?
進学

普通のプログラムだけではなく、ライフスキルや雇用支援を目的とした障害者のための特別プログラムなどもある。経済支援を必要とする場合、所得制限などの条件をクリアすれば、授業料や教科書代などの教育資金を援助してくれる「助成制度」がある。

就職活動

個人で就職活動を行うのではなく、専門のエージェンシーを通して「雇用支援プログラム」を受け、正式に就職成立となるケースが多い。 Community Living BC を通して専門エージェンシー」を紹介してもらうか、直接連絡する。

その他

比較的重度な障害があり、最初の段階で、進学も、就職の可能性も考えられない場合であったとしても、家で何もせずにダラダラ過ごすのは健康的ではない。興味のあることを探して、出来る限り、アクティブに暮らせるライフスタイルを見つける。


【チェック4】  どのような方法で

仕事を見つけるか?

 

もっと詳しく▶ 「就職活動支援


教育機関の

就労支援

卒業後、就労を希望する障害者には、専門エージェンシーのような特別雇用支援クラスを設けている学校も。健常者の類似サポートプログラムと異なる点は「障害の内容・症状により、指導方法も変えた個別(または少人数での)指導であること。

 

終了後、更にスキルアップが必要な場合は、右記の民間の専門エージェンシーにて雇用支援プログラムを再度受講してから就職活動をするケースもある。 

民間機関の

就労支援

適正審査 & 能力診断

エージェンシーにて、雇用能力を診断。

 

計画 &トレーニング

個々の「長所・能力・希望・障害の内容」によって、計画や目標を設定。スキルアップ目的の「トレーニングやボランティアでの仕事体験など」を提供。

 

情報収集 & コネ作り

Job Fairなどのイベントやミーティングに参加。準備が出来次第、仕事探し開始。

専門機関の

Day Program

Life Skill Program

「雇用」ではなく、「日常生活に必要なスキル」「娯楽を通して学習する社交性」にフォーカスしたプログラム。 

 

• 安全・危機管理

• ソーシャルスキル

• 公共交通機関利用

• 栄養・健康管理

• 緊急時における準備

• 恋愛交際スキル・性教育

• 映画・スポーツ鑑賞 

• 絵画・料理講座

 

・・・など、学習的~リクリエーション的な内容まで多彩。


 

※雇用サポートプログラム関連エージェンシー


【チェック5】   どのような「居住タイプ」で暮らしていくか?

 

もっと詳しく▶「居住型ケアサポート 利用時の注意点

居住 & 介助/介護に関する助成制度

完全独立

+

部分介助

普通の民間アパートや、公営住宅などの完全独立した環境で、訪問スタッフによる部分的な簡単なケア(家事代行・食事準備など)を受けて暮らす。
ケアギバー宅

+

部分/全介助

個人宅でのホームステイ。審査にパスした一般家庭がサポート。障害の症状に適したケア(家事代行・食事準備・排泄サポートなど)を受けて暮らす。
グループホーム

+

部分/全介助

通常3~4人で戸建住宅をシェア。専門スタッフが交代でサポート。障害の症状に適したケア(家事代行・食事準備・排泄サポートなど)を受けながら暮らす。
実家

+

部分/全部介助

住み慣れた家で、継続して居住。保護者と、訪問スタッフがサポート。障害の症状に適したケア(家事代行・食事準備・排泄サポートなど)を受けて暮らす。

 

※居住型ケアサポートプログラム関連エージェンシー


【チェック6】   どうしたら 親の死後も 子どもを守れるか?

 

もっと詳しく▶「子どもの幸せを考えた終活準備」


  現在、勉強中につき、もう少々お待ちください。(^^ゞ

 

※関連エージェンシー