知的障害者 孤立の恐れ113人 【札幌】

札幌市白石区の姉妹孤立死を受け、市が行った知的障害者の生活実態調査の結果が18日、分かった。地域から孤立する恐れのある知的障害者は113人で、調査対象者の1割にあたる。 調査は、福祉サービスを利用していない18歳以上の1188人を対象に実施。2月下旬に家族構成や仕事の有無、近所づきあいの程度など10項目を尋ねる調査票を郵送し、92%の1090人から回答を得た。

市保健福祉局は回答を基に、孤立する危険性を判定した。〈1〉職場や学校に通っておらず、近所づきあいも少ない1人か2人暮らし〈2〉3人暮らし以上だが、同居人は高齢者や病弱者ばかり〈3〉身近に相談相手がおらず、すぐに相談したいことがある――など、いずれかに当てはまる人は計113人だった。回答内容があいまいな場合もあり、実際に支援を必要とする障害者の数は変わる可能性もある。

 

市は3月から、これらの世帯を職員が訪ねて、詳しい聞き取り調査を開始。本人の希望を聞いた上で、地域の民生委員に情報を提供したり、障害者相談支援事業所を紹介したりしている。

 

このほか市は、生活保護の相談に区役所を訪れたものの申請しなかった人の追跡調査など複数の再発防止策を実施したり、検討を進めたりしている。調査結果と合わせて、23日の市議会厚生委員会で報告する。【20124.19 読売新聞

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コメント: 1
  • #1

    Karina Mccay (火曜日, 31 1月 2017 12:20)


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