レデックス、iPad用の発達障害支援・ツールを発売 ~Windows版が好評の「こども脳機能バランサー・プラス」をiPadで~【東京】

レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表:五藤 博義)は、『こども脳機能バランサー for iPad』を2012年9月からApp Storeで発売します。2010年5月発売以来3,000本以上販売しているWindows用ソフトをiPad用に移植することで、いつでもどこでも楽しむことができ、年少の子どもたちにも手指で、より直感的に操作できるようになりました。

自閉症やアスペルガー症候群(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害は、すべての子どもの10%以上がその傾向を持っているといわれています。コミュニケーション力や社会性、注意力など発達にばらつきがあるといわれ、早期からの対応が重要とされますが、家庭や学校で手軽に使える療育ツールがありませんでした。

 

『こども脳機能バランサー for iPad』は、ゲーム形式で、言葉や注意力、空間認識力など子どもの発達を、総合的に促進することができます。また、これまでは専門士の受診が必要だった認知機能の測定が10分程度でできるアセスメント・ツールとしても注目を集めています。

 

【商品概要】
名称  : 『こども脳機能バランサー for iPad』
対応機種: Apple iPad 全機種
価格  : 4,800円(税込)→【発売記念特価】2,800円(税込)
入手方法: App Store
URL   : http://www.ledex.co.jp/products/cb002ipad

 

(1)基本的な脳の機能をバランスよくトレーニングできる設計
医師、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士からなる専門家グループの協力により、「分かりやすく」「楽しく」「バランスよく」取り組める13個のタスクを開発しました。これらに取り組むことで、言語力、注意力、空間認識力、記憶力、抑制力などの基本的な脳の機能を、バランスよく効果的にトレーニングできます。

 

(2)データに基づき「発達年齢」と「発達指数」を算出
当社が収集した各年齢ごとのタスクの成績データを基に、スコアを標準化。タスクごとに発達年齢(0~10歳まで)と、発達指数を判定します。自己肯定感を持つことが、認知機能全般を伸ばすことと大きな関連があります。弱点を探すためではなく、得意な分野を1つでも多く見つけて、褒め・励ましのためにこれらの値をご活用ください。

 

(3)楽しく継続できる工夫が満載
ガイド役のクマの「ランス」は、時に画面を走りまわり、時に一緒に喜んでくれる、子ども目線のパートナーです。タスクに取り組むと、その結果に応じてスタンプシールがもらえるスタンプ機能も搭載。楽しさや達成感を得ながら継続できるよう設計されています。

 

(4)きめ細かい設定機能でさらに使いやすく
取り組ませたいタスクを自由に選択でき、タスクごとの難易度調整機能、失敗時の効果音を選択する機能などが用意され、子どもの発達や個性に合わせてのカスタマイズが可能です。そのことで、より少ないストレスで、効果的にお使いいただけるようになっています。

 

(5)効果検証の調査研究を実施
今年1月~3月に、発達障害や知的障害のある子ども120名の協力を得て、効果測定調査を行いました。その結果、ASDの傾向をもつ子ども、ADHDの傾向をもつ子ども、LDの傾向をもつ子どもなどが、それぞれの困り感に関連するタスクの得点が改善されるという結果を得ています。それらのエヴィデンスが得られるよう今後も研究を続けていきます。
研究報告第1報: http://www.ledex.co.jp/news/report201207

 

(6)活用セミナーを全国の親の会などの主催で実施
本製品をより有効に活用していただくために、代表の五藤 博義が全国でセミナーを実施します。直近で実施されるセミナーは下記のとおりです。

 

10月13日 東京 主催:発達障害の子の父親を支援するNPOおやじりんく
http://oyajilink.net/
10月20日 千葉 主催:レデックス認知研究所
http://kokucheese.com/event/index/52090/
11月19日 福岡 主催:NPO地域福祉を支える会そよかぜ
http://kokucheese.com/event/index/51886/

 

2012.9.19 SANKEI Biz