発達障害児の『発語・短期記憶の訓練』向けiPad用療育アプリを3種類リリース【東京】

発達障害児向けのアプリ開発やペアレントトレーニング等の事業を展開するNPO法人 チャイルド・ケアリング・アソシエーション(所在地:東京都調布市、理事長:長田 有子、以下 CCA)は、発達障害児向けの発語および短期記憶の訓練のため、3種類のアプリ『すらすらことば』『ぐんぐんきおく』『どんどんはなそう』をiPad向けにリリースしました。Android端末向けには動作確認済みの機種より順次リリースしてまいります。価格は各アプリ3,000円(税込)です。

<アプリ詳細>
今回リリースした3種類のアプリは、CCAの理事長であり日本子ども学会の理事を務める長田 有子が10年以上に渡り携わってきた発達障害児向けの療育の実践を活かして開発したもので、それぞれのアプリは以下の特徴を持っています。

 

『すらすらことば』 :発語が遅いあるいは全くない方や、構音障害、失語症、言語に問題を持つ方が対象。文字に絵と音の感覚イメージを付与することにより「ことば」を記憶しやすくなり、画面に合わせて繰り返し口の形や動きを模倣することにより「ことば」が出やすくなります。

 

『ぐんぐんきおく』 :行動が追順できないあるいは集中力や注意力が持続しない、聴覚記憶が弱い方が対象。目と耳から入ってくる数字を1秒間に1つ記憶してタッチ操作で入力します。最初は2桁から始まり、徐々に桁を増やしていくことにより短期記憶を強化していきます。

 

『どんどんはなそう』:ことばの課題を行いたい方が対象。歌うようにことばを音声で示し、動きのある絵で動作を表現すること等により発語がしやすくなります。2語文から3語文、反対ことばや、ものの名前の獲得を促進します。

 

※アプリ内容詳細→ http://www.npo-cca.org/ryoiku-apps

 

2013.4.25 SankeiBiz