【映画】マイ・レフトフット

アイルランド人画家であり小説家であるクリスティ・ブラウンの半生を描く実話ドラマ。生まれながらの重度の脳性小児麻痺により、左足が少し動かせるだけで、後は植物人間同様の生活を余儀なくされている不遇の主人公が、その絶え間ざる努力の末、やがて言語能力を取り戻し、わずかに動く左足を使い絵を描けるようになるまで成長していく姿を描く。撮影中、ずっと左足だけを使い車椅子で生活したというD・デイ=ルイスの力演(アカデミー主演男優賞受賞)も凄まじい、感動のヒューマン・ドラマ。また母親役のB・フリッカーもアカデミー助演女優賞に輝いている。NHKにてイギリス公開時の105分「完全版」が放映された。